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日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース

20120705

UNEP、新報告書を発表:食料安全保障を支える生態学的基盤は弱体化している

カテゴリー:生態系, 社会

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(国連環境計画より)

ブラジル、リオデジャネイロ発―国連環境計画(UNEP)は6月20日、新たな報告書『将来における飢饉の回避:持続可能な食料システムを通して食料安全保障の生態学的基礎を強化する(Avoiding Future Famines: Strengthening the Ecological Basis of Food Security through Sustainable Food Systems)』を刊行したことを伝えた。

報告書によると、食料生産を支える生態学的基盤が直面している脅威は、人為的な活動によって大きくなっているという。増え続ける人口を支える食糧安全保障を確かなものにするため、世界は早急に、根本的な生態学的基盤の維持と強化に集中的に取り組まなければならないとのこと。そして70億の人口を養うためには、自然が提供する環境サービスを受け入れることが、食料安全保障にとって不可欠であるという。

またこの報告書では、農業と漁業システムを脅かすものを特定しており、その中に気候変動が含まれているとのこと。たとえば気候変動やその影響によって作物の育つ場所が変化し、またゆくゆくは生産量が減少することで、農業に対する脅威は深刻化するという。

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この記事のURL

http://daily-ondanka.es-inc.jp/news/2012/20120705_1.html
UNEP、新報告書を発表:食料安全保障を支える生態学的基盤は弱体化している

 
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