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日刊 温暖化新聞|イベント・フォーラム
<企業・団体パートナー向けフォーラム>第19回『社内向けの環境・CSRコミュニケーションの悩みと乗り越え方』:2012年04月19日(木)開催
開催日: | 2012年04月19日(木) |
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対象: | 日刊 温暖化新聞の企業・団体パートナーの方のみ。 |
ファシリテーター: | 枝廣淳子 |
参加人数: | 16社31名 |
【会場:タカラトミーさま】
前回のフォーラムでISO26000に関する話が出た際、講師の後藤敏彦先生からは「ISO26000を参考に、その企業らしい独自の内容を全社で考えていくことが大切」というご指摘がありました。しかし実際には、ワークの様子やアンケートを見ると、社内コミュニケーションに悩んでいる方が多く見受けられました。そこで今回は、環境・CSRへの意識付けや取り組みを、組織内で進めるためのコミュニケーションについて、現状や悩みを出し合い、どのように取り組んでいったらよいか、共に考えながら、次の一歩を進めていくためのワークを行います。
●プレゼンテーション
「社内向けの環境・CSRコミュニケーションの悩みと乗り越え方」枝廣淳子(事例紹介:館岡景子)
プレゼンテーションでは、環境コミュニケーションが「伝わらない」と嘆くばかりでなく、理論的・科学的な手法で取り組もうと、「心・技・体」の3つの観点から、伝える側・受け手側双方の問題を見る切り口を提供しました。合間にはグループワークをふんだんに盛り込み、参加者同士、日ごろのノウハウや疑問を共有。システム思考に基づく「効果的なコミュニケーション」のモデルケースを例にしたワークは、自社に不足している点、よりよいコミュニケーションのヒントを得る機会となったと思います。最後に、対話を用いた社内コミュニケーションの好例として、NECの「3000人のタウンミーティング」をご紹介しました。
【前半:現状コミュニケーションの悩みについて共有・ワーク】
※「伝え手」「受け手」ポストイット画像詳細はパートナーさまむけメールに別途お送りさせて頂きます。
【後半ワークとレクチャー】
「ビジョン」と伝えたい内容が「伝わったとしたら」どういう姿になっているのかについて
●「相談タイム」
このコーナーでは、パートナー企業さんから、他社の参加者に意見を聞いてみたい話題を提供いただき、みんなでディスカッションして知恵を絞ります。今回は、日本海ガスさまと日本テトラパックさまから、フェイスブックを通じたお客さまとコミュニケーションについてと、紙容器のリサイクル率向上についての相談をいただきました。
【日本海ガス 山崎さま】
【日本テトラパック 柳瀬さま】
【懇親会のようす】
●参加された方の声から
問題に対して議論を深められる進め方で、また他企業の方々とのディスカッションもでき、大変ためになった。
みなさんの課題・問題点が共通であるということがわかった。聞き手が悪いと思っていたが、私たちの伝え方に問題があったことがよくわかった。
悩みを共有でき参考になりました。次回、継続して課題解決ができる点も、自分への宿題となり、進捗具合がわかるので、この仕組みはとてもよいです。
判断や決断へ向けた手法、ものの考え方などが学べる。(CSRコミュニケーション分析のみならず、だいたいの業務に転用できる)考え方を学べる。
理想と現実のGapを知るためのループ図を自社の課題と照らし合わせ、修正・追記してみます。整理がしやすくなると思うので勉強になりました。
多方面の業種の方と知り合える。まったく異なる観点からの意見が聞けるのがよかった。
社内での今年度の社会貢献行動方針を決めるうえで活用していきたいと思います(情報発信方法など)。
次回フォーラムでは今回の続きの実践編を行います。日程は2012年6月27日(水)を予定しております。改めて近日中にご案内申し上げます。次回は今回のフォーラムから宿題がでておりますので、こちらはメールにてご案内させていただきます。