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日刊 温暖化新聞|温暖化FAQ

太陽光発電のパネルをつくるのに必要なエネルギーや製造過程で出るCO2は、太陽光発電の利用で相殺できるものなのでしょうか。

太陽光パネルの製造には、もちろん一定のエネルギーが必要ですし、それに伴ってCO2も排出されますが、今の技術なら短期間で、それを上回る太陽エネルギーを得ることができます。

製造に投入したエネルギーを回収するまでに必要な時間を「エネルギー・ペイバック・タイム(EPT)」、製造時に排出されたCO2の削減に必要な時間を「CO2ペイバック・タイム(CO2PT)」と呼びますが、この2つが発電システムの寿命より短くなければなりません。技術革新の途上にある太陽光発電では、EPTもCO2PTも年々急激に短くなっています。

太陽電池の光吸収層の素材によって多少の差がありますが、多結晶シリコン型と呼ばれるものの場合、EPTは2.0年でCO2PTは2.7年、アモルファスシリコンの場合は、EPTが1.1年でCO2PTは1.5年です。最も短いのは、化合物薄膜(CIS)で、EPTは0.9年でCO2PTは1.4年となっています。

太陽電池の寿命は少なくとも20~30年と考えられていますから、製造時に投入されたエネルギーや排出されたCO2は使い始めて間もないうちに相殺でき、環境負荷のとても少ないエネルギー源といえるでしょう。

□詳しくはこちら
→独立行政法人 産業技術総合研究所 太陽光発電研究センター
http://unit.aist.go.jp/rcpv/ci/about_pv/supplement/supplement_1.html#note

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