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日刊 温暖化新聞|温暖化FAQ

温暖化のサイエンス

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温暖化があるところまで進むと、暴走して止められなくなると聞きました。本当ですか。

ある変化が起こったときに、その変化をさらに強めるような作用が働くことを、一般に「正のフィードバック」といいますが、地球の温度が決まるメカニズムにも、このフィードバックがいくつもあります。

例えば、地球の温度が上がると、大気に含まれる水蒸気(これも温室効果ガス)の量が増え、さらに地球の温度が上がります。また、地球の温度が上がると太陽光を反射してはね返していた地表面の雪や氷が融け、地球がより多くの太陽光を吸収することで、さらに地球の温度が上がります。

一方で地球には、温度が上がるほど、たくさんの赤外線を宇宙に放出して冷えようとする「負のフィードバック」も働いています。この力がとても強いため、温暖化は「暴走」しないと言われています。

ただし、温暖化がある程度まで進むと、今まで働いていなかったフィードバックのスイッチが入る可能性もあります。例えば、シベリアなどの凍土が融けると、強力な温室効果ガスであるメタンが放出されると心配されていますが、その影響については、まだ研究が進んでいません。

このように、現在の科学でまだよく分かっていないメカニズムが温暖化を加速することもあり得るので、温暖化が暴走する可能性がゼロとは言い切れないのです。


□詳しくはこちら
→独立行政法人国立環境研究所地球環境研究センター「ココが知りたい温暖化」
http://www.cger.nies.go.jp/ja/library/qa/20/20-2/qa_20-2-j.html

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