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日刊 温暖化新聞|温暖化FAQ

江守正多さんに聞く、温暖化の今

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米国では半分以上の市民がCO2による温暖化を信じていないそうですが、何かわけがあるのですか?

米国などいくつかの国では、温暖化対策のための規制を嫌う一部の産業界などが、「温暖化はウソだ」というイメージを政治家や市民に信じ込ませるための組織的なロビー活動、イメージ操作活動を展開しているといわれています。

その「証拠」は以下のような報告にまとめられています。
http://www.ucsusa.org/assets/documents/global_warming/exxon_report.pdf
http://www.greenpeace.org/raw/content/international/press/reports/dealing-in-doubt.pdf

以上はNGOの報告書ですが、次のような政治学の論文も出ています。
http://www.informaworld.com/smpp/content~db=all~content=a793291693~frm=titlelink

書籍としては、以下のものが出ているようです。
Ross GELBSPAN, 1997: The Heat is On -- The high stakes battle over Earth's threatened climate. Reading MA USA: Addison-Wesley, 278 pp.

Ross GELBSPAN, 2004: Boiling Point -- How politicians, Big Oil and Coal, journalists, and activists have fueled the climate crisis -- and what we can do to avert disaster. New York: Basic Books, 254 pp.

James HOGGAN, with Richard LITTLEMORE, 2009: Climate Cover-Up: The Crusade to Deny Global Warming. Vancouver BC Canada: Greystone Books (D&M Publishers), 250 pp. ISBN 978-1-55365-485-8.

僕は読んでいませんが、読んだ方(海洋研究開発機構の増田耕一さん)の読書ノートが以下にあります。
http://macroscope.world.coocan.jp/ja/reading/gelbspan.html
http://macroscope.world.coocan.jp/ja/reading/hoggan2009.html

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