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日刊 温暖化新聞|温暖化FAQ

温暖化のサイエンス

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1週間先の天気予報も当たらないのに、50年後、100年後の地球温暖化のことなど、コンピュータを使っても分かるはずがないのではありませんか。

日々の天気予報と地球温暖化の予測では、計算自体はよく似た方法を用いますが、結果の見方が全く異なります。そのため、1週間先の天気予報が当たるかどうかと、50年後、100年後の温暖化のことが分かるかどうかは全く別の問題です。

天気予報の場合には、「何月何日にどこに雨が降って気温は何度か」という特定の日の「気象」状態が問題であるのに対して、温暖化予測の場合には、将来の平均的な「気候」状態、つまり「ある地域の気温・降水量の平均値や変動の標準偏差などの統計量」が問題になります。このため、100年後の特定の日の天気を当てることは不可能ですが、100年後の気候を議論することは可能なのです。

では、たった1週間先の天気予報も外れることがあるのはなぜでしょうか。それは、気象が「カオス」の性質を持っているためです。ここでいうカオスとは、単に「混沌」という意味ではなく、コンピュータによる計算に使う方程式の初期条件に少しでも誤差があると、それが時間の経過とともに、どんどん増幅してしまう性質のことです。

それに対して気候の場合は、地球のエネルギーバランスなど、外部条件の影響で大部分が決まります。ですから、CO2濃度の増加といった外部条件の変化を予測することで、100年後の気候を予測することには意味があるのです。


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□詳しくはこちら
→独立行政法人国立環境研究所地球環境研究センター「ココが知りたい温暖化」
http://www.cger.nies.go.jp/ja/library/qa/1/1-1/qa_1-1-j.html
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