（パシフィック・エンバイロンメントより）

米国サンフランシスコ発－環境NGOパシフィック・エンバイロンメント、生物多様性センター、アースジャスティスの三者は２月13日、北極での油田・ガス田探索作業がホッキョクグマなどに及ぼす影響について何も評価せずに作業を許しているのは海洋哺乳類保護法などの侵害にあたるとして、米国魚類野生動物庁に影響評価を実施するよう求める訴訟をカリフォルニア州連邦裁判所に提訴した。原告側は、「探索作業の振動などで、温暖化の影響で絶滅の危機に瀕している野生動物にさらなる被害が及ぶ可能性がある」としている。