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日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース
2007年02月23日
急速な氷河後退、地域社会や飲み水を脅かす
カテゴリー:生態系
(全米科学振興協会より)
世界各地における氷河の後退で、氷河を飲み水の供給源としている周辺地域が危険にさらされている、と研究者らが2月15日に行われた全米科学振興協会(AAAS)年次大会の記者会見で発表した。その報告によれば、世界最大のクエルカヤ氷冠(ペルー)では、この20年で氷河の約22%が消失し、現在も年間22フィート(約6.7メートル)ずつ後退している。また研究者らは「アンデス山脈、ヒマラヤ山脈、キリマンジャロなどで、5000年以上前から形成されてきた氷河が大量に消失している証拠が数多く出てきている」と警告した。
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http://daily-ondanka.es-inc.jp/news/2007/20070223_1.html
急速な氷河後退、地域社会や飲み水を脅かす