本文の先頭です。
日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース
2007年03月19日
FAO、世界の森林に関する報告書を発行
(国連より)
国連食糧農業機関(FAO)は3月13日、世界の森林に関する報告書を発行した。それによると、世界全体でみれば森林は年々減少しているものの、一部の地域では効果的な森林経営と経済成長によって森林破壊の傾向が弱まっているという。多くの国で、政策や法律の見直しや関連組織の強化により森林経営の改善を図ろうとする政治的な意思が見受けられ、また土壌、水質、生物多様性等の保全に対する関心も高まっているという。その一方で、依然として違法伐採による森林破壊が進んでいる地域もあり、害虫や病害により脅かされている森林も多い。FAOはさらに、気温の上昇によって森林火災や害虫、病害などの被害が深刻化することから気候変動も森林減少の一因となり得ると同報告書の中で述べている。
この記事のURL
http://daily-ondanka.es-inc.jp/news/2007/20070319_2.html
FAO、世界の森林に関する報告書を発行