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日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース
2007年03月26日
高効率なバイオ燃料製造方法が開発される
(パーデュー大学より)
米国ウェストラファイエット発-パーデュー大学は3月14日、米国の運輸部門全体が必要としている燃料量をまかなうことも可能になるような、高効率で環境にやさしい液体バイオ燃料製造方法を同大学のラケシュ・アグラワル教授(化学工学)が開発したと発表した。「ハイブリッド水素・炭素(H2CAR: Hybrid Hydrogen-Carbon)プロセス」と呼ばれるこの新しい製造方法では、水を電解して生じる水素をバイオ燃料製造のガス化段階で加えることで、二酸化炭素の生成を抑え、製造効率を高めるというもの。この方法であれば、同じ量のバイオマス原材料を使って現行の3倍の量のバイオ燃料が製造できる。また電解用の電気の発電には太陽光や風力などの非炭素エネルギー源を利用するため、さらに二酸化炭素を削減できる。
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http://daily-ondanka.es-inc.jp/news/2007/20070326_2.html
高効率なバイオ燃料製造方法が開発される