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日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース
2007年06月24日
世銀、太平洋諸島の再生可能エネルギーに融資
(世界銀行より)
米国ワシントン発―世界銀行は6月12日、地球環境ファシリティ(GEF)により提供された9,500万米ドルをパプアニューギニア、ソロモン諸島、バヌアツ、フィジー、マーシャル諸島の農村地域への電力供給のための再生可能エネルギープロジェクトに融資することを承認した。
太平洋諸島では、発電の大部分をディーゼルに頼っており、照明のほとんどは依然として石油ランプが使用されている。また過去2年間におけるディーゼルと石油の価格が急騰により、農村部の多くの家庭では収入の25%以上が燃料に費やされている。そのため、現在のディーゼル購入費の数分の一で電力を購入できるよう低価格で長期的な融資を行う。また、この持続可能なエネルギーへの融資プロジェクトによって、太陽光発電や超小型水力発電、ヤシ油によるバイオ燃料等の太平洋諸島の再生可能エネルギーを利用を促す。
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http://daily-ondanka.es-inc.jp/news/2007/20070624_1.html
世銀、太平洋諸島の再生可能エネルギーに融資