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日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース

20070626

NASA報告「地球の気候は重大な転換点に近づきつつある」

カテゴリー:気候

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(米航空宇宙局より)

米航空宇宙局(NASA)とコロンビア大学地球研究所は5月30日、人為的な二酸化炭素によって地球の気候が重大な転換点に近づきつつあり、地球環境にとって危険な結果をもたらす可能性があることを示す研究結果を発表した。
気候モデル、衛星データ、古気候の記録を分析した結果、過去30年間で気温が摂氏0.6度上昇したのは温室効果ガスによるもので、少しでも気候変動が進めば、南極西部の氷床崩壊や北極海の海氷量減少などを誘発し、海水面上昇や干ばつ・洪水の頻発など悲惨な影響を引き起こしてしまうと結論付けた。具体的には、気温が2000年水準比で摂氏1度でも上昇した場合、そして大気中の二酸化炭素濃度が現在383ppmから450ppm以上になると危険であると示した。

この記事のURL

http://daily-ondanka.es-inc.jp/news/2007/20070626_2.html
NASA報告「地球の気候は重大な転換点に近づきつつある」

 
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