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日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース
2007年07月28日
報告書「英国の炭素効率と幸福度は欧州で21番目」
(ニューエコノミックス財団より)
英国のシンクタンク、ニューエコノミックス財団(nef)は7月16日、欧州各国の炭素効率と幸福度に関する新たな報告書を発表した。
それによると、英国は欧州30カ国中21番目であり、欧州全体をみても、化石燃料利用によって人々に幸福や健康をもたらす炭素効率度は40年前に比べて下がっているという。この「欧州版ハッピー・プラネット・インデックス(European Happy Planet Index)」はnefが地球の友(FoE)と共同で欧州30カ国を対象にまとめたもので、各国のカーボンフットプリント、平均寿命、人生に対する満足度をもとに、資源の利用がどれだけ人々の健康や幸福につながっているかを指標で表したもの。
今回、最も炭素効率が高く、豊かで人々の満足度も高い国とされたのはアイスランドで、その他スウェーデンやノルウェーなど北欧諸国が上位を占めている。確固たる社会政策と広範にわたる再生可能エネルギーの利用を進めるアイスランドなど、欧州各国のさまざまな事例に学ぶことで、人々の幸福を損なうことなくカーボンフットプリントを減らすことができるとnefのニック・マークス氏は語っている。
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http://daily-ondanka.es-inc.jp/news/2007/20070728_1.html
報告書「英国の炭素効率と幸福度は欧州で21番目」