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日刊 温暖化新聞|イベント・フォーラム

イベント・フォーラム

<企業・団体パートナー向けフォーラム>第9回「どうやって人の意識や行動を実際に変えるか―『自分ごとだと人は動く』」:2010年06月30日(水)開催

開催終了

開催日: 2010年06月30日(水)
対象:

日刊 温暖化新聞の企業・団体パートナーの方

ゲスト:

・川名 周(かわな あまね)氏
(株式会社博報堂 EBUエンゲージメントプラニング局 局長/ 博報堂DYグループER推進事務局リーダー)

・久地楽 雅也(くじら まさや)氏
(株式会社博報堂 エンゲージメントプラニング局シニアディレクター/株式会社博報堂 生活総合研究所 主席研究員/株式会社博報堂DYホールディングス マーケティング・テクノロジー・センター 主席研究員)

ファシリテーター:

枝廣淳子

参加人数:

22社32名(うち1社1名はオブザーバー参加)

開催レポート

今回は、環境・CSRに関わっておられる多くの方が抱えていらっしゃるであろう、「どうやって伝えれば伝わるのか」「人を動かすにはどうしたらよいのか」という社内外のコミュニケーションに関する悩み・課題をテーマに開催しました。

「情報がスルーされる時代のマーケティング」という副題の付いた『「自分ごと」だと人は動く』をお書きになった博報堂の川名さま、久地楽さまをお招きして、お話を伺い、参加者同士のディスカッションや質疑応答も交えながら、コミュニケーションについてじっくり考えました。

●講演「どうやって人の意識や行動を実際に変えるか~「自分ごと」だと人は動く」/川名 周 氏・久地楽 雅也 氏

はじめに、「大衆」「分衆」から「網衆」へ、「タグ」による興味分野の情報化、といった、これまでと現在のコミュニケーション構造についてお話いただきました。その後、実践的「コミュニケーション解決論」として、「生活者=情報の受け手」という「to C」型の発想から「生活者と企業がコラボレイティブな関係のもとで、共にブランドを構築し、育成する」という「with C」型の発想への転換や、「自分ごと」で人や社会を動かすために「凸と凹」や「エンゲージメント・リング」というキーワードをもとに、実際の事例も交えながら、わかりやすくお話いただきました。


●意見交換・質疑応答
講演を受けて、参加者同士で特に興味深かったことや、さらに聞きたいことをグループディスカッションし、質疑応答を行いました。

参加者からは終了後、「周りの人とディスカッションすることで、さらに理解が深まった」「他の企業の方々と意見交換など交流が図れたのもよかった」とのコメントをいただきました。

●参加された方の声から

自分がばくぜんと思っていることを非常に整理して分析していただいたので、勉強になった。

初めて聞く内容だったので、非常に良かったです。社内に向けて、また社外に向けての情報発信の際、参考にしたいと思います。

皆様に活用していただく、使っていただくための方法論を教えてもらったので、どう実現、実践できるかを帰って考えたい。

マーケティングの本質と、それを取り巻く状況の変化について、認識が深まった。

参加してみて、話を聞いてみて、参考になる事が多々有りました。視点と、視座と、視野を広げることが出来ました。

環境担当者として、社内外に対して説明し、理解してもらうのに悩んでいる。今回のようなテーマを今後も折にふれて取り上げてもらえるとありがたい。

次回のイベント・フォーラムの予定

次回は8月3日(火)に、個人サポーターの方にもご参加いただき、「拡大ステークホルダー・ダイアログ」を開催します。どうぞお楽しみに!

 
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