（ミネソタ州知事ＨＰより）

ミネソタ州のティム・ポーレンティ知事は２月22日、2025年までに電力の25％を風力やバイオマス、水素、太陽光などの再生可能エネルギー源から供給するようエネルギー業者に義務付ける州法案に署名した。再生可能エネルギー利用の拡大措置としては全米で最大規模となるこの法令は、昨年12月に同知事が発表したエネルギー政策「次世代エネルギーイニシアチブ(Next Generation Energy Initiative)」の一環。これには他に、E85（エタノール85％添加ガソリン）を提供するガソリンスタンド数の拡大（300カ所から1800カ所）、2015年までに州内の化石燃料使用量の15％削減などが含まれている。