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日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース
2007年03月17日
UNEP事務局長、「オゾン層保護は気候変動対策にも有効」
(国連より)
国連環境計画(UNEP)のアヒム・シュタイナー事務局長は3月6日、オゾン層を破壊する物質に関するモントリオール議定書の気候変動対策の側面をまとめた新しい報告書を歓迎するコメントを発表した。この報告書はオランダと米国の研究者により発表されたもので、詳細な計算に基づきフロン(CFC)等の化学物質の削減が気候変動対策につながることを示している。シュタイナー事務局長は「今回の報告書によって、ある分野の環境対策を行うことで他の分野にも多くのメリットをもたらすことが明らかにされた」と述べ、モントリオール議定書の気候変動対策の側面についても広く認識されるべきだと語った。モントリオール議定書は環境問題に関する条約のなかでも最も成功した部類に入るとされており、1987年の採択から今年で20年目を迎える。
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http://daily-ondanka.es-inc.jp/news/2007/20070317_1.html
UNEP事務局長、「オゾン層保護は気候変動対策にも有効」