（国連開発計画中国事務所より）

中国、北京発－中国政府、ノルウェー政府、国連開発計画（ＵＮＤＰ）の三者は３月26日、中国における省単位での気候変動緩和・適応策の策定・実施を重点的に行う新規事業で協力するとの覚書に調印した。ノルウェーから200万米ドルが拠出される同事業は2007年半ばから始まり、実施主体は中国国家発展改革委員会内の国家気候変動調整委員会とＵＮＤＰ。具体的には、急速に氷河溶融が進んでいるチンハイ・チベット高原、石炭産業が盛んな山西省など７つの省において中国政府が計画している国家気候変動対策事業の実施や、最近発行された国家気候変動影響評価報告に基づいた行動計画の実施などを支援する。