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日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース
2007年04月19日
ブッシュ政権、包括的な再生可能燃料基準制度を制定
(米国環境保護庁より)
米国ワシントンDC-環境保護庁(EPA)は4月10日、全米初となる包括的な再生可能燃料基準(RFS:Renewable Fuel Standard)事業を制定した。
この事業は、2012年までに最低75億ガロンの再生可能燃料を市販の自動車用燃料に配合することを義務付けている。この事業で、同年までに最大39億ガロンの石油消費量と年間最大1,310万トン(自動車230万台分)の温暖化ガス排出量を削減することになる。
RFSはブッシュ大統領が掲げた「ガソリン消費量を10年以内に20%削減」という目標達成のための第一歩で、スイッチグラスや木くずなどセルロース系原料を利用したバイオ燃料の生産・使用を促すための奨励策も盛り込まれている。
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http://daily-ondanka.es-inc.jp/news/2007/20070419_1.html
ブッシュ政権、包括的な再生可能燃料基準制度を制定