（米国ニューヨーク市より）

米国ニューヨーク市のマイケル・ブルームバーグ市長は４月22日、市の持続可能性向上を目指す政策「PlaNYC：よりグリーンですばらしいニューヨーク（PlaNYC: A Greener, Greater New York）」を発表した。25年後に同市が抱える「人口増」「インフラの老朽化」「不可測な環境状況」という３つの課題を見据え、「土地」「水」「交通」「エネルギー」「大気」「気候変動」の６つを柱に、「再生エネルギー市場の育成」「気候変動適応に向けた戦略的計画の開始」など127の具体的なイニシアチブが盛り込まれている。PlaNYCのウェブサイトでは、「市民ができること」として、小型蛍光灯電球（ＣＦＬ）や再生材料利用率の高い製品の使用、グリーン電力への切り替え、３Ｒ（発生抑制、再使用、再生利用）など10の行動を掲げている。