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日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース
2007年05月17日
小島嶼開発途上国の気候変動対策事業などに1億ドル
カテゴリー:政治
(地球環境ファシリティーより)
米国ワシントンDC発-地球環境問題に取り組むための基金、地球環境ファシリティー(GEF)は5月9日、太平洋に位置する15の小島嶼開発途上国(SIDS)および領土に対して新たな環境戦略事業用の資金として1億ドルを拠出すると発表した。この資金の対象事業は、気候変動対策、各国・領土の生物種と共有水域の保護、各国・領土の脆弱な環境の保全など。SIDSへの拠出額が過去15年間の総計で8,600万ドルであったことを考えると、向こう3年間で1億ドルとした今回の拠出は大幅な増加となる。新戦略では、プロジェクトよりも継続的な事業を中心に、国ごとの取り組みよりも、太平洋地域全体で連携した取り組みを重視していく方針。GEFは1994年に設立された基金で、運営主体は世界銀行、国連開発計画(UNDP)、国連環境計画(UNEP)。
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http://daily-ondanka.es-inc.jp/news/2007/20070517_1.html
小島嶼開発途上国の気候変動対策事業などに1億ドル