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日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース
2007年06月12日
研究報告:熱帯雨林の減少速度鈍化は温暖化対策として不可欠
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(憂慮する科学者同盟より)
米国、ケンブリッジ発-11人の森林および気候の研究者による国際チームは5月10日、熱帯雨林の減少速度の鈍化は深刻な気候変動を回避するための重要な方策の一つであるとする研究結果を発表した。
それによると、2050年までに熱帯雨林減少の進行速度を現状の半分にすれば、温室効果ガスを12%削減できるという。世界全体の温室効果ガス排出量で熱帯雨林減少が占める割合は約20%。熱帯雨林減少の規模を大幅に削減するためにかかるコストは二酸化炭素1トンあたり20ドル以下で、産業排出削減策に対して費用効率が高い、と気候変動に関する政府間パネル(IPCC)でも指摘されている。
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http://daily-ondanka.es-inc.jp/news/2007/20070612_1.html
研究報告:熱帯雨林の減少速度鈍化は温暖化対策として不可欠