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日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース
2007年06月17日
米国の化石燃料燃焼によるCO2排出量、2006年に1.3%減
(米国立エネルギー情報局より)
国立エネルギー情報局(EIA)は5月23日、米国の化石燃料燃焼による二酸化炭素排出量が2006年に前年比1.3%減の58億7,700万トンであったと発表した。2005年は59億5,500万トンであった。また経済が3.3%成長しながらもエネルギー需要が0.9%減少していることから、エネルギー強度(GDPあたりのエネルギー消費量)が4.2%減り、二酸化炭素強度(GDPあたりの二酸化炭素排出量)も4.5%減ったことが示された。天候の影響による暖冷房の需要低下やエネルギー価格の高騰、天然ガスや非炭素燃料など二酸化炭素排出量が少ないエネルギー源の利用などが減少の要因として挙げられている。2006年の米国におけるエネルギー関連排出量は1990年比で17.9%増。エネルギー関連排出量は米国総排出量の80%以上を占める。
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http://daily-ondanka.es-inc.jp/news/2007/20070617_1.html
米国の化石燃料燃焼によるCO2排出量、2006年に1.3%減