（国連開発計画中国事務所より）

中国・上海発―国連開発計画（ＵＮＤＰ）は、６月19日、気候変動対策を促す取り組みの一環として、アル・ゴア元米副大統領の発案により2007年７月７日に地球規模で開催される24時間コンサート「ライブアース」への支援を表明した。

同日行われた、ライブアース・コンサートの上海公演に関する記者会見の場で、ＵＮＤＰ中国事務所が発表したもの。ＵＮＤＰ中国事務所のルノー・メイヤー（Renaud Meyer）氏は、気候変動問題は一般の人々とはかけ離れており、日常生活から遠い、世界の指導者たちによって扱われるべき問題だと見られがちだが、その認識を改める必要がある、と語り、「ライブアースは、個人やコミュニティ、国または国際的なレベルで気候変動への関心を高める重要な役割を果たすもの」と語った。