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日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース
2007年07月05日
国連報告「氷雪の減少で数億人が影響を受ける」
カテゴリー:気候
(国連環境計画より)
国連環境計画(UNEP)は6月4日、積雪、海氷、氷河、永久凍土層、湖氷などの減少によって世界中で億単位の人口が影響を受けると結論付けた報告書「氷雪に関する世界的展望(Global Outlook for Ice and Snow)」を発行した。
それによると、アジア山岳地帯における積雪や氷河の減少で世界人口の約40%が影響を受ける可能性があるという。この報告書では、氷雪の重要性から温暖化による氷雪の変化、世界各地における現状や影響などを包括的にまとめている。アヒム・シュタイナーUNEP事務局長は同報告書発行に際し、「氷や雪の話など遠くの話と思うかもしれないが、この報告書を読めば、気候変動の影響を受けている氷雪地域の運命は、世界各地の政府、企業、個人それぞれのレベルで懸念すべき問題だということがわかるはず」と語っている。
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http://daily-ondanka.es-inc.jp/news/2007/20070705_1.html
国連報告「氷雪の減少で数億人が影響を受ける」