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日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース
2007年07月12日
二酸化炭素海底貯留に関する環境基準採択へ
(ドイツ環境省より)
ドイツ・ベルリン発―ベルギー・オーステンデで開かれていた「北東大西洋の海洋環境保護のための条約」(オスパール条約)の会合で、二酸化炭素回収・貯蔵(CCS)技術の導入に向け、製造加工工程から排出される二酸化炭素流の海底貯蔵に関する一連の基準が採択された。
今回の採択は欧州連合(EU)に加盟する12カ国および欧州委員会の間での交渉の末に合意されたもので、EU議長国を務めるドイツが任期を終える前に達成した成果といえる。海底貯留に関する今回の決定は、CCS導入に向けて厳しい環境基準を制定することを想定しており、海洋環境と人々の健康を守り、かつ海洋利用を保障するものとされている。
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http://daily-ondanka.es-inc.jp/news/2007/20070712_1.html
二酸化炭素海底貯留に関する環境基準採択へ