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日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース
2007年07月13日
南オーストラリア州、国内初の温暖化対策条例施行へ
(南オーストラリア州首相HPより)
オーストラリアの南オーストラリア州は7月3日、国内初となる温暖化対策条例を施行した。
「気候変動と温室効果ガス排出削減条例2007」では、1)2050年までに温室効果ガス排出量を1990年水準比で60%削減、2)州内発電量における再生可能エネルギー発電量の割合を2014年までに20%に拡大、3)州内の電力消費量における再生可能エネルギー電力消費量の割合を2014年までに20%に拡大、という3つの目標を設定している。同州政府は様々な方法で再生可能エネルギー利用を進めており、州内公立学校250校への太陽発電パネルの設置、2010年までに州公用車の半数を代替エネルギー利用自動車へ切り替えるといったイニシアチブを実施している。また、風力や太陽光による発電量では国内の約半分を供給するなど、国内の牽引役となっている。
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http://daily-ondanka.es-inc.jp/news/2007/20070713_2.html
南オーストラリア州、国内初の温暖化対策条例施行へ