（世界銀行より）

中国北京発―世界銀行は、７月５日、中国初の埋立場ガスプロジェクトに関する温室効果ガス削減合意に調印した。
これは天津市の双口ゴミ埋立場メタンガス発電プロジェクト（Shuangkou Landfill Gas Project）で、双口ゴミ埋立場から発生するメタンガス等を天津クリーンエネルギー環境プロジェクト公司（ＴＣＥＥ）が回収し、発電に利用するもの。双口ゴミ埋立場は天津市初の近代的な埋立場で、処理能力は家庭ゴミで800～1,000トン／日。今回の合意により、ＴＣＥＥは二酸化炭素換算で63万5,000トンの温室効果ガス削減量を世銀が管理するスペインの炭素基金に売却する予定。