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日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース
2007年07月21日
英環境省、国民の温暖化対策行動促すキャンペーン開始
(英国環境・食糧・農村地域省より)
英国、ロンドン発―英国のヒラリー・ベン環境大臣は7月9日、国民に地球温暖化防止のための行動を促す目的で新たな広告キャンペーンを立ち上げた。このキャンペーンは同省の進める気候変動に関する意識啓発キャンペーン「Act on CO2」の一環で、省エネ型電球への切り替えや電源プラグを抜くこと、また交通手段の検討や節水など、簡単にできる行動の紹介や、さらに多くの行動の変化を促すための情報提供などを行うもの。英国では二酸化炭素排出量の40%以上が一般の家庭および移動により排出されており、人々の行動を喚起することの重要性が高まっている。同省の最近の調査によれば英国民の94%が世界の気候が変動していると考えており、66%が個人的に何らかの気候変動対策を行っているという。しかしながら、節電を行っていると回答したのは43%以下で、省エネや暖房の利用を減らしているのは14%、また節水を行っているのはわずか6%にすぎなかった。
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http://daily-ondanka.es-inc.jp/news/2007/20070721_1.html
英環境省、国民の温暖化対策行動促すキャンペーン開始