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日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース
2007年12月06日
国連事務総長、新しい「環境に優しい経済」を提唱
(国連より)
国連の潘基文事務総長は、12月3日付けのワシントンポスト紙の論説で、インドネシア・バリ島で開催中の国連の気候変動会合に参加している各国指導者に対して、環境に優しい経済と開発を推進する世界的な枠組みづくりを呼びかけた。
潘事務総長は、バリ会議は各国指導者にとって、未来への道筋を示し、2012年で失効する京都議定書以降の枠組みを来年までに定める見通しについて同意する機会であると語り、「地球温暖化との戦いは、正しく行われると、世界経済を、多くの国々が恐れるような成長と開発を妨害するものではなく、むしろ促進させるような、環境に優しいものにするきっかけとなるだろう」と述べた。
潘事務総長によると、世界は環境に優しい経済という新しい時代への移行期にあり、温室効果ガス排出ゼロのエネルギーへの投資が急増するにつれて、新規雇用が創出され、成長が活性化されることが予想されている。来週、気候変動会合のハイレベル会合に出席する予定の潘事務総長は、「科学者の仕事は終わった。これからは政治家次第で、バリ会議でその指導力が試される」と述べた。
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http://daily-ondanka.es-inc.jp/news/2007/20071206_1.html
国連事務総長、新しい「環境に優しい経済」を提唱