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日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース
2009年06月08日
世界ビジネスサミットで、年次報告書での気候変動データ開示を求める提案
(気候変動に関する開示基準審議会より)
気候変動に関する開示基準審議会(CDSB)は5月25日、コペンハーゲンで開催されていた「気候変動をめぐる世界ビジネスサミット」で、企業の年次報告書での気候変動に関連する情報の開示を支援するための提案を発表。
CDSBは、企業が報告すべき気候変動のデータの明確化と開示手順の効率化に関する指針を経営者に与える、世界的な枠組みの必要性を訴えた。
CDSBの主要メンバーの一人で、カーボン・ディスクロージャー・プロジェクト(CDP)のポール・ディケンソンCEOは、コペンハーゲンで、「CDSBが設立されてから17ヶ月後に発表された今回の提案の枠組みは、企業の重役が標準的な手順として、年次報告書で気候変動に関するデータを開示することを奨励する重要な一歩である」と指摘しながら、「気候による後戻り不可能な環境破壊のリスクの警告には不足していない。こうした背景から、企業は株主に適切な気候変動のデータを提供することは不可欠である」と述べた。
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http://daily-ondanka.es-inc.jp/news/2009/20090608_1.html
世界ビジネスサミットで、年次報告書での気候変動データ開示を求める提案