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日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース
2007年04月01日
危機に瀕する世界の河川
(世界自然保護基金(WWF)より)
スイス・グラン発-世界の各大陸の河川は深刻な水不足により干上がりつつある――。世界自然保護基金(WWF)は3月20日、「世界水の日」(3月22日)を前に世界の河川の状況をまとめた報告書「World's Top Rivers at Risk」を発表した。同報告書は気候変動や汚染、ダムなどによって最も被害の深刻な10河川を取り上げているが、そのうちの半数は揚子江、メコン川、ガンジス川などアジアに集中している。WWF淡水プログラムのジェイミー・ピトックは「不十分な計画と不適切な自然地域保護のために、もはや川の流れは永遠だとは言えなくなっている」と述べ、現在注目を集めている気候変動問題と同様に、政府や企業は淡水の危機に関しても緊急の課題として注目するべきだと語った。
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http://daily-ondanka.es-inc.jp/news/2007/20070401_2.html
危機に瀕する世界の河川