（ＥＵ議場国ドイツ公式ＨＰより）

東南アジア諸国連合（ＡＳＥＡＮ）と欧州連合（ＥＵ）は３月15日、ニュルンベルクで開催されていた第16回ＡＳＥＡＮ外相会議にて、より緊密な協力体制の推進を謳った「ニュルンベルク宣言」を採択した。安全保障や経済・貿易関係、およびエネルギーや環境の分野を中心としたあらゆる分野におけるパートナーシップの強化を目指すもの。気候変動に関しては、省エネルギーやエネルギー効率化、再生可能エネルギーの推進等に特に力を入れるとされており、またＥＵ－ＡＳＥＡＮ間での協力を強化し、気候変動に関する国際連合枠組み条約（ＵＮＦＣＣＣ）および京都議定書に沿って温室効果ガス排出量の削減と大気質改善を進めること等が謳われている。