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日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース
2007年04月13日
米最高裁、温暖化との戦いでブッシュ政権を負かす判決を下す
(シエラクラブより)
米国ワシントンDC発-米国の連邦最高裁判所は4月2日、「マサチューセッツ州対米環境保護庁(EPA)」の裁判で、地球温暖化対策に消極的なブッシュ政権の姿勢を断固として認めない判決を出し、温暖化との戦いで大きな勝利をもたらした。
最高裁は5対4で、大気浄化法(Clean Air Act)で二酸化炭素など温暖化を促す汚染物質を規制すべきと訴えたシエラクラブや全米12の州政府などの見解に賛同した。さらに、「EPAは政治的理由でこれらの汚染物質の規制を拒否できない」とする別の判決も5対4で下し、独自に温暖化対策を講じている州政府に対し絶大なお墨付きを与えた。
自動車会社がそれらの州政府を相手取って訴訟を起こしている最中、最高裁は「州政府は州民と州内の環境を守る権利を有する」と明示したとともに、自動車による温暖化ガス排出を削減するための議会努力にも弾みをつけた。
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米最高裁、温暖化との戦いでブッシュ政権を負かす判決を下す