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日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース
2007年04月16日
米国:ホッキョクグマの絶滅危惧種認定求め、50万人以上が政府に要請
(生物多様性センターより)
米国ニューヨーク発―地球温暖化の影響で生息地が脅かされているホッキョクグマの正式な絶滅危惧種認定を求めて、90日間で50万人以上の米国民が連邦政府に意見を寄せた。この数字は絶滅危惧種認定に関する意見としては米国史上最多で、これまでの記録のおよそ2倍にあたるという。米国政府は昨年12月にホッキョクグマを同国の種の保存法(Endangered Species Act)のもとで絶滅危惧種にリストアップする方針を打ち出し、90日間のパブリックコメント募集期間を設けていた。ホッキョクグマが生息する北極圏の氷は、危機的かつ前例にない速度で溶解しており、その生存が危ぶまれている。ホッキョクグマが直面している変化は最終的にわれわれ人間にも及ぶという危機感が今回のような行動につながったのではないかと関係者は語っている。
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http://daily-ondanka.es-inc.jp/news/2007/20070416_1.html
米国:ホッキョクグマの絶滅危惧種認定求め、50万人以上が政府に要請