（オンタリオ州首相ＨＰより）

カナダ、トロント発－オンタリオ州のダルトン・マッギンティ首相は５月30日、米国カリフォルニア州のアーノルド・シュワルツネガー知事と気候変動に関する覚書に署名し、「国内最大の人口を有する両州は我々の時代における最大の課題に協力して取り組む」と発表した。
この歴史的な協定の下、両州は政策や燃料基準などで協調しながら地球温暖化対策を推進する。具体的には、エネルギー効率改善事業での連携、クリーンエネルギー技術利用拡大や環境に配慮した建物（グリーンビルディング）の推進での協調など。オンタリオ州では、2020年までに輸送で排出される温室効果ガスを10％削減するよう生産者に義務付ける予定だ。