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日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース
2007年07月09日
グリーンランド北東部で生物種の春の活動が早まる
カテゴリー:生態系
(デンマーク国立環境研究所より)
デンマーク国立環境研究所(NERI)の研究チームは6月19日、グリーンランド北東部の高緯度北極地域に生息する一部の生物種が、気候変動に対応し、開花や産卵など春の活動を早く始めていると発表した。
同チームは1996年から2006年の10年間、同地域内の生態系の変化を観察・分析した。その結果、植物6種の開花時期、節足動物12種の平均羽化日、鳥類3種の産卵期が平均して約14日早まっていたことが明らかになった。また双翅目の中には最大で35日も早く春の活動を始めたものもあり、種によって対応の違いがあることも確認された。観察対象地域の6月の平均気温は、観察期間に摂氏1.1度上昇していた。
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http://daily-ondanka.es-inc.jp/news/2007/20070709_2.html
グリーンランド北東部で生物種の春の活動が早まる