本文の先頭です。
日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース
2007年07月19日
カナダ政府、バイオ燃料増産に向け奨励金を交付
(カナダ政府より)
カナダ、ストロングフィールド発-スティーヴン・ハーパー首相は7月5日、バイオ燃料の増産を目指す「ecoENERGY for Biofuels」計画のもと、ガソリンやディーゼルに代わる再生可能燃料の生産者に対し総額15億カナダドルを9年間にわたり助成することを発表した。
カナダ政府は昨年12月、ガソリンへのエタノール混合を2010年までに5%にする規制を発表しており、さらにディーゼルや暖房用燃料に関してもバイオ燃料の混合を2012年までに2%にする意向。そのためには年30億リットル近いバイオ燃料が必要となるが、2006年の同国の生産量は約4億リットルにすぎず、今後の拡大は穀物や油糧種子の生産者にとっては大きな経済的チャンスとなる。「政府のバイオ燃料への取組みは、環境にとっても、また農業生産者にとってもメリットのあるものだ」と同首相は語る。
この記事のURL
http://daily-ondanka.es-inc.jp/news/2007/20070719_1.html
カナダ政府、バイオ燃料増産に向け奨励金を交付