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日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース
2007年08月21日
FAO「気候変動によって途上国で飢餓の危険が高まる恐れ」
(国連より)
気候変動は発展途上国における食糧不足の可能性を招き、飢餓の危険を増長する恐れがある――。国連食糧農業機関(FAO)のジャック・ディウフ事務局長が8月7日、インド・チェンナイで開催されたM.S.スワミネイサン財団の会議上で語った。
ディウフ事務局長によれば、世界の平均気温が1~3℃上昇すると、高緯度地域に位置する先進国では作物によっては増産になる可能性もあるが、低緯度地域ではわずかな気温の上昇でも食糧生産高が減少する可能性が高く、その結果、飢餓の危険が高まるという。また低緯度地方では干ばつと洪水の頻度も増すために生産高が減少するであろうとされている。
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FAO「気候変動によって途上国で飢餓の危険が高まる恐れ」