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日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース
2007年09月05日
国連報告書:気候変動対策には投資フローの大幅修正が必須
(国連より)
国連気候変動枠組条約(UNFCCC)が8月24日の週に発行した報告書では、今後25年間の気候変動の取組みにおいて投資の傾向と資金の流れを大幅に変更する必要性が指摘されている。
UNFCCCのイヴォ・デ・ブア事務局長は、従来の投資先から気候に優しい代替への投資移行を意識的に進めるためには、各国政府が新しい政策を採用し、資金の使い方を改める必要があり、UNFCCCと各国政府が参加する政府間プロセスによって行動を併用することが必須だと述べた。
研究では既存と潜在的な投資と、気候変動に関する国際的な対策措置に伴う資金の流れの両方が分析されている。こうして追加される気候変動への投資と資金の流れは2030年に国際投資の1.1~1.7%を占める見込み。温室効果ガスの排出量を現在のレベルまで戻すためには、さらに2000億~2100億ドルの追加投資と資金投入が必要だとされている。
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http://daily-ondanka.es-inc.jp/news/2007/20070905_1.html
国連報告書:気候変動対策には投資フローの大幅修正が必須