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日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース
2007年09月09日
NASA、地球温暖化の影響でさらに激しい暴風雨の発生を予測
(米国航空宇宙局より)
米国、ワシントン発―米国航空宇宙局(NASA)の研究チームは8月30日、地球温暖化により、最も破壊的な暴風雨や竜巻の発生が珍しくなくなることを示す、新しい気象モデルを開発したと発表。NASAのゴダード宇宙科学研究所のデル・ゲニオらが開発したこのモデルは、陸と海で観察された暴風雨の強さの違いのシミュレーションと、温暖化の影響による強度の変化の予測に初めて成功した。
研究対象には、著しいウインドシア(急激な風速・風向きの変動)によって発生し、地上で破壊的な風を作り出す、「激しい雷雨」も含まれている。8月17日付の米国地球物理学連合(AGU)の学会誌(Geophysical Research Letters)に掲載された研究チームの論文よると、同モデルでは、コンピュータによる気候モデルで予測された気温と湿度のデータが使用されており、温暖化の影響でより強力で激しい暴雨風が発生するが、その数は全体的に減少すると予測されている。
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NASA、地球温暖化の影響でさらに激しい暴風雨の発生を予測