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日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース
2007年09月23日
NRDC報告書:地球温暖化でスモッグが健康に及ぼすリスク増大
(天然資源保護評議会より)
米国、ワシントンDC発―天然資源保護評議会(NRDC)は9月13日、ワシントンDC、フィラデルフィア、メンフィスなど10の中都市圏では、地球温暖化による気温上昇のために肺に害を及ぼすスモッグが増加するため、今後は「警報」が発令されるような、大気汚染状況が悪い日が増えると予測されていると報告。
同研究はエール、ジョン・ホプキンス、コロンビアの各大学、ニューヨーク州立大学アルバニー校、ウィスコンシン大学マディソン校の研究者たちが協力して分析を行ったもので、2007年の『気候変化(Climatic Change)』に掲載された米国都市での気候変動、環境オゾン、公衆衛生に関するデータを使用している。
NRDC気候センターのダン・ラショフ科学部長は、「米国の多くの都市の空気はすでに健康に悪いが、気温が高くなると大気の質も悪化し、国内全体では数百万人に影響が及ぶ。特に喘息患者が危険にさらされる可能性があるが、体に悪い空気を吸うことで誰もが悪影響を受ける。今回の研究によって、汚染に対して法的強制力のある制限を設けざるを得ないことがまた明らかになった」と述べている。
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http://daily-ondanka.es-inc.jp/news/2007/20070923_1.html
NRDC報告書:地球温暖化でスモッグが健康に及ぼすリスク増大