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日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース
2007年10月24日
世銀、気候変動と森林破壊に対処する2つの新制度を準備
(世界銀行より)
米国、ワシントン発-世界銀行は10月11日付けのプレスリリースで、低炭素開発を目指す途上国の取組みを支援する2つの新しい仕組みを準備していると発表した。
一つは、「森林カーボン・バートナーシップ・ファシリティ(FCPF)」で、森林を有する途上国に対し、森林を維持することで実現される二酸化炭素削減分を補償するもの。もう一つは、「カーボン・パートナーシップ・ファシリティ(CPF)」で、適用分野としては電力開発や、エネルギーの効率化、油田などで天然ガスを燃焼させるガスフレア対策、運輸、都市開発などが想定されている。
FCPFとCPFの詳細に関しては最後の詰めが行われており、12月にインドネシアのバリで開かれる国連気候変動枠組条約(UNFCCC)第13回締約国会議の会期中に、ゼーリック世界銀行総裁によって正式な開始が発表される予定。
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世銀、気候変動と森林破壊に対処する2つの新制度を準備