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日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース
2007年10月25日
カンザス州政府、「気候変動への影響」理由に発電所建設に不許可
(ENSより)
米国カンザス州トピーカ発-カンザス州保健環境省のロドリック・ブレンビー長官は10月18日、空気の汚染や地球温暖化を懸念し、建設申請が出されていた州内の石炭火力発電所について許可しないことで決定したと発表した。
気候変動への影響を理由に発電所建設案に許可が降りなかったのは全米初となる。「自分が大気汚染の実際の脅威や潜在的悪影響から州民の健康と環境を守る責任があることを熟慮した結果、大気質(ガス排出)許可を与えないことに決めた」と同長官は語っている。さらに同長官は、今回の決定文の中で、今年4月に連邦最高裁判所が下した「大気浄化法において二酸化炭素は広義での大気汚染物質にあたる」という判決にも言及している。今回許可されなかったのはサンフラワー電力が計画していた発電量700メガワット規模の施設2基で、完成すれば全米最大の発電所になるはずであった。
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カンザス州政府、「気候変動への影響」理由に発電所建設に不許可