（国連より）

南極発－国連の潘基文事務総長は11月９日、地球温暖化の影響の視察のため、南極を訪れ、南極大陸の気温上昇は高まる気候変動の危険性と対応策の必要性を示していると述べた。国連事務総長が南極を訪問したのはこれが初めて。

潘事務総長は同日に発表した声明で、南極が「私たちの取組みすべてが明確になるところ」と語り、急速な氷の融解が続いていることに深い懸念を示し、「私たちが今、協力して行動しなければ、遠くない将来に、この（南極の希少さと美しさ）すべてが失われるかもしれない。南極は世界のために破滅寸前にある」と警告した。

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