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日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース
2007年11月19日
国連事務総長、各国政府にバイオ燃料の慎重な活用を呼びかけ
(国連より)
ブラジル、リベイロン・プレット発-国連の潘基文事務総長は11月12日、気候変動に重点を置いた公式訪問中に訪れたブラジルのリベイロン・プレット市で、バイオ燃料は良い結果と悪い結果の両方をもたらしかねないので、各国政府はバイオ燃料をエネルギー源として開発する際に、費用と便益のバランスを慎重に考慮しなければならないと述べた。
前日に同市にあるエタノール工場を見学した潘事務総長は、バイオ燃料の普及を取り巻く議論を認識した上で、「現在、食料生産に使われている土地が燃料生産用に転換されたり、バイオマス作物を栽培するために森林伐採が進んだりすることを心配する人がいる。さらに、環境と生物多様性に及ぼす影響を懸念する声もある」と語った。
また、潘事務総長は、「ブラジルはバイオ燃料の大規模な生産に成功している数少ない国の一つで、ブラジルが達成していることに世界はもっと注目すべきだ」と呼びかけた。
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国連事務総長、各国政府にバイオ燃料の慎重な活用を呼びかけ