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日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース
2007年11月29日
英国、CO2削減目標の大幅引き上げを検討
(英首相官邸公式サイトより)
英国のブラウン首相は11月19日、ロンドンの外国特派員協会でスピーチを行い、低炭素経済構築の重要性を強調し、英国が気候変動対策の最前線に立つことを宣言した。英国政府は2050年までに二酸化炭素(CO2)を60%削減する方針を打ち出しているが、ブラウン首相はスピーチの中で、この削減目標をさらに80%まで引き上げられないか検討していると語った。
また、再生可能エネルギーに関しても、2020年までに20%に増やすという欧州連合の目標を支持した。具体的な対策案としては、2016年までに新築住宅をすべて炭素排出ゼロにすることや、スーパーマーケット業界と協力してレジ袋を削減する、開発途上国のグリーン技術を資金面で支援する新しい国際的枠組みを作ることなどが含まれている。
ブラウン首相はさらに、グリーン技術がもたらす機会にも言及し、低炭素経済は英国に多くの雇用と新しい輸出市場を創出することになるだろうと述べた。
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英国、CO2削減目標の大幅引き上げを検討