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日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース
2007年12月20日
再生可能エネルギー、2007年も2桁成長を継続
(21世紀のための再生可能エネルギー政策ネットワークより)
インドネシア、バリ島/ケニア、ナイロビ発-「21世紀のための再生可能エネルギー政策ネットワーク」(Renewable Energy Policy Network for the 21st Century:REN21)と国連環境プログラム(UNEP)は12月8日、風力、太陽光発電、太陽熱利用などの再生可能エネルギーの利用が2007年も2桁成長を続けていると報告。
REN21がワールドウォッチ研究所と共同で作成した「REN21再生可能エネルギーに関する国際的な動向2007」(The REN21 Renewables Global Status Report 2007)によると、世界の総発電能力43億kWのうち、再生可能エネルギー(大規模水力発電を除く)は現在、2億4000万kWのクリーンな電力を供給しており、炭素排出量が年間50億トン削減されている。
REN21のモハメド・エル・アシュレイ会長は、「今、必要とされているのは、化石燃料に取って代わる再生可能エネルギーの大規模な展開を急激に加速化させる政策を打ち出すために、国際協定で法的拘束力のある目標を定めることだ」と述べた。REN21の事務局であるUNEPのアヒム・シュタイナー事務局長は、再生可能エネルギーが「世界経済の脱炭素化に大きく貢献する可能性がある」と語り、各国政府に対しては「再生可能エネルギーの利用をさらに促進させるような合図を市場に送るように」呼びかけた。
http://daily-ondanka.es-inc.jp/news/2007/20071220_1.html
再生可能エネルギー、2007年も2桁成長を継続