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日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース

20080109

研究報告:大気中のCO2濃度の増加、サンゴ礁に危機的影響

カテゴリー:生態系

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(豪クイーンズランド大学より)

オーストラリアのクイーンズランド大学を含む国際サンゴ礁研究グループによると、大気中の二酸化炭素(CO2)濃度がこのまま上昇し続ければ、サンゴ礁は今後数十年のうちに消失してしまう可能性があるという。この研究論文は12月14日、サイエンス誌の特集記事として発表された。

現在、大気中のCO2濃度は380 ppmであるが、将来450 ppmを越えるようになれば、サンゴ礁死滅の恐れが高まるとしている。大気中のCO2濃度の上昇は温暖化を引き起こすだけでなく、海水に溶け込んで海洋の酸性化をもたらす。

論文著者の一人であるクイーンズランド大学のOve Hoegh-Guldberg 教授は、「海水温の上昇と酸性化により、サンゴ礁を中心とした生態系が破壊される恐れがある。そうなれば、洪水や海岸浸蝕の可能性が高まり、さらに、サンゴ礁に依存する漁業や観光にも大きな影響が出る」と語る。

DSR指標= S DSR指標とは?

この記事のURL

http://daily-ondanka.es-inc.jp/news/2008/20080109_1.html
研究報告:大気中のCO2濃度の増加、サンゴ礁に危機的影響

 
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