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日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース
2008年04月14日
カリフォルニア州公益事業委員会、気候ソリューションのシンクタンクを創設
(カリフォルニア州公益事業委員会より)
米国カリフォルニア州サンフランシスコ発-カリフォルニア州公益事業委員会(CPUC)は4月10日、カリフォルニア気候ソリューション研究所(California Institute for Climate Solutions)を創設した。これは、環境問題の中でも最も急を要する気候変動問題における同州のリーダーシップを拡大するための大胆かつ革新的なアプローチである。
同研究所のミッションは、1)電力・天然ガス部門における温室効果ガス排出を削減するための実用技術ソリューションに結びつき、政策づくりを支えるような研究、あるいは同州の気候変動の影響を緩和するような研究の支援、2)電力・天然ガス部門の温室効果ガス排出削減に最も有用と見込まれる技術の移転、利用、商用化の促進。
同研究所の運営資金として、向こう10年間、毎年6,000万ドルが投じられるが、これについてCPUCは、「州の将来への投資であり、公共料金納付者に直接利益をもたらすと判断した」としている。同研究所の理事長は、CPUCが監督機関としての立場を保持できるよう、CPUC委員長とカリフォルニア大学総長が共同で務める。
研究所創設についてアーノルド・シュワルツネガー州知事は、「気候変動と闘うために、州内の優れた大学や研究機関の力を結集させられるよう研究所の創設という重要な一歩を踏み出したCPUCを称賛する」と話している。
http://daily-ondanka.es-inc.jp/news/2008/20080414_1.html
カリフォルニア州公益事業委員会、気候ソリューションのシンクタンクを創設