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日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース
2008年05月16日
42,400人のバージニア州民、石炭火力発電所建設に反対署名
(南部環境法センターより)
リッチモンド(バージニア州)発-米国バージニア州ワイズ郡を中心とした約100人の市民は5月8日、同州のリッチモンドで集会を開き、電力会社のドミニオン社が計画中の石炭火力発電所建設に反対する42,400人以上の署名を提示した。
集会では、「バージニアのための賢いエネルギー」(Wise Energy for Virginia)連合の代表者たちが、ドミニオン社に対して1マイル(約1.6キロメートル)の長さの署名が書かれた紙を見せて、計画の中止とエネルギー効率やクリーンな電力源への投資を訴えた。
同連合は昨年9月に署名運動を開始した後、タウンミーティングの開催、ラジオの広告の活用、イベント会場や各家庭でのチラシ配布、葉書や電子メールの送付、ブログやソーシャルネットワーキング・サイトの活用を行ってきた。
提案されている585メガワットの発電所は従来技術によって設計されており、年間540万トンの温室効果ガスを排出する見込み。建設されるとバージニア州全体の炭素排出量が約15%増加し、人口が同州の5倍のカリフォルニア州の排出量を超えることになる。
南部環境法センターのケイル・ジャフェ弁護士は、「この石炭火力発電所の総建設費用の18億ドルのうち、年間540万トンの温室効果ガス排出量を削減には1セント(約1円)すら使われない。ドミニオンの株主と顧客は貧乏くじを引くことになるだろう」と述べている。
DSR指標= DSR指標とは?
http://daily-ondanka.es-inc.jp/news/2008/20080516_1.html
42,400人のバージニア州民、石炭火力発電所建設に反対署名